ロックコンサートに行くと黒ずくめの人がよくいます。なぜ黒なのか?

それはロックの歴史を知ればすぐに分かります。黒は縁起の悪い色ですが、まさにそれを必要とする音楽スタイルがあるからです。

しかも演奏する曲を聴いて元気になることは難しいかもしれません。しかしホラー映画で元気になる人であれば、お勧めできます。

そんな音楽を奏でるバンドの元祖的な存在「ブラック・サバス」を紹介します。それにしても、名前からしてすでに黒いですね。

 

ブラック・サバスはダークな存在

英国の1970年2月13日(金曜日)を選んでデビューアルバム「Black Sabbath(黒い安息日)」を発表したロック・バンドが「ブラック・サバス(Black Sabbath)」です。

現在ではこのような路線のバンドが沢山存在していますが、当時のロック業界ではかなり強烈な登場方法でした。

当初のメンバーはボーカル担当のオジー・オズボーン、ギター担当のトニー・アイオミ、ベース担当のギーザー・バトラー、そしてドラム担当のビル・ワードでした。

このうち、ギター担当のトニー・アイオミ以外のメンバーは複数回脱退と復帰を繰り返しましたが、2012年に初期のメンバーに戻りました。

その後ドラムのビルが脱退したため正規のドラマーは不在です。現在では一般的になった音楽スタイルである「ヘヴィメタル」には、特に大きな影響を与えたことが指摘されています。

 

ブラック・サバス的な世界はどうですか?

バンド名だけではなく演奏する曲もサウンドもメンバーの服装も全てが黒を基調にしたものとなっています。

これはバンド名を恐怖映画の題名から取ったことからも明らかなように、一般の人が恐怖を感じるものを音楽で表現するバンドということです。

特に初期の演奏曲はサウンド面でもそれを徹底させていました。ひたすら重くて引きずるような音楽スタイルは、その後の多数のロック・バンドに多大な影響を与えることとなります。

 

逆に全く影響を受けることのないバンドが存在していても不思議ではありません。

ここまでくると誰にでも愛されるロックではなく、この手の世界観が好きな人だけが熱中する分野です。

その後の路線変更によって、一般受けしそうな曲調や歌詞を模索した時期もありましたが、やはり昔からの熱心なファンにはほとんど評価されませんでした。

ギター担当のトニー・アイオミがほぼ独裁体制でやってきた結果、自分以外のメンバーが全て脱退して一人になったことも過去にありました。

 

ブラック・サバスは色々あっても現役バンドです。

ボーカル担当のオジー・オズボーンは最初の脱退後に他のミュージシャンを採用してソロアルバムを作成しました。

そのときのギタリストが悲劇的な事故で亡くなったランディー・ローズであることは有名な話です。

かれが亡くなった後も高い技術を持ったギタリストを次々に探してきたオジーは、ソロアーティストとして大きな成功をつかみます。

それでもブラック・サバスに復帰したということは、このバンドが自分の音楽の原点であることを知っているからでしょう。

オジーのインタビューでは、もう一枚アルバムを発表してツアーを行ったらブラック・サバスを解散する予定との発言がありました。

しかし次はゾンビになったメンバーで復活しなければ面白くないでしょう。

ブラック・サバスの世界、それは暗く希望もない恐怖の支配か?

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