1963年6月にデビューしたということは、すでに50年以上活動を継続している計算になります。

その事実だけでも脅威を感じませんか?特別な健康法を知っているのか、あるとしたら仲間とロックンロールを演奏するために必要なパワーを、別の次元から受け取っているのかも知れません。

そんな話をつい真に受けそうになるくらい元気なメンバーで構成されているロック・バンドが「ザ・ローリング・ストーンズ」です。

 

ストーンズの歴史は、そのままロックの歴史

同時代に活動していたザ・ビートルズがデビューした翌年に、同じイギリスでプロデビューを果たした「ザ・ローリング・ストーンズ」のメンバーは現在とは異なります。

バンドを創設したときからのメンバーはボーカル担当のミック・ジャガー、ギター担当のキース・リチャーズの2人です。

ドラム担当のチャーリー・ワッツはデビュー前に加入した二代目ドラマーです。もう一人のギター担当ロン・ウッドは1976年に加入しました。この二人目のギターだけはなぜかメンバーチェンジの回数が多いことがこのバンドの特徴です。

 

初代のギター担当はブライアン・ジョーンズでした。

彼が初期のリーダー格として君臨していました。バンドの名前を考えたのも彼です。

もともと幼なじみだったミックとキースが、近所で演奏していたブライアンの見事なブルースギターの演奏を見て感銘を受けた結果、一緒にバンドをやっていくことになりました。

バンド名についてもブライアンがブルース界の巨匠であったマディ・ウォーターズ作品のタイトルから決定しました。

 

ザ・ローリング・ストーンズのメンバーチャンジとは?

大きな影響をバンドに与える存在であったはずのブライアンは、体調不良のため1969年6月にバンドを脱退した直後に亡くなってしまいます。

そのため事前に予定されていたニューヨークのハイドパークのコンサートを追悼公演として行うことにしました。

その際にブライアンの代わりにギターを担当したのがミック・テイラーでした。そして彼が脱退した後に加入したメンバーがロン・ウッドです。

現在では主に曲を書いているミックとキースがバンドの方向性を決定しているようです。

 

その他にも長期間ベースを担当していたビル・ワイマンがいますが、彼は1991年に脱退しています。

現在はロンドンでレストラン経営しながら、時々演奏活動を行っているようです。現在固定メンバーとしてベースを担当する人はいません。

そして現在ではあまり話題になりませんが、デビュー前にはピアノ担当としてイアン・スチュワートというメンバーが在籍していました。

実際には1983年に亡くなるまでバンドと一緒にロードマネージャーとして行動を共にしながら、ステージではピアノを担当していました。

 

ザ・ローリング・ストーンズ、まだまだ歴史を刻みます。

ザ・ビートルズと並び称されるロック・バンドです。当時は他にも魅力的なバンドが山ほど存在していた時代でした。

そのなかで生き残っているのは、それだけの理由があったということでしょう。

真面目なお坊ちゃんイメージを演出して人気のあった初期のザ・ビートルズとは全く異なる路線(不良、アウトロー的イメージ)であったことが、成功に結びついたのかも知れません。

 

そして今日までリズム・アンド・ブルース、ブルースを基本とした音楽性を継続しながらも、その時代ごとに新しい感覚を上手に取り込んだ楽曲を提供できるセンスが、最大の武器と言えます。時代の最先端ばかりを追求して、昔からの熱狂的なファンにそっぽを向かれるバンドが多いなかでは貴重な存在です。

伝統という素材に、革新というスパイスを嫌味にならない程度にふりかけるシェフが存在するレストランは、繁盛して当然かも知れません。

ザ・ローリング・ストーンズ、未だに現役を貫くバンドメンバー

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