AC_DC

オーストラリアのメルボルンとスペインのマドリード近郊に、ロックバンドの名前をつけた通りがあることを知っていますか。

2つともオーストラリア出身のバンドの名前です。

それほど有名なバンドになったのは、やはり誰にでも好かれるポップソングを作ったからでしょうか?

それとも時代にあった曲作りを心がけたからでしょうか?そんな歴史的な長寿バンドAC/DCを紹介します。

 

AC/DCはオーストラリアの国民的ロックバンド

1975年にオーストラリアでデビューしたAC/DCは、現在でも現役のロックバンドです。

長寿のバンドにありがちな音楽スタイルの変更を全く行わないでここまで来ました。

それでも人気が下がるどころか、最近の若いロックファンにも人気があるという不思議な現象があるようです。

これはロックがもともと持っている魅力である骨太で、有無を言わせない力強さを忠実に守ってきたことが原因でしょう。

 

人気の面では何度も低迷する時期がありましたが、常にロックバンドらしい方法で復活しています。

それは、とことんロック的な作品を制作するという手法です。他のバンドであれば人気が低迷すると、シングルのヒット曲を狙って誰にでも好かれそうな曲を作ります。

ほとんどの場合は、そのような路線変更によって古くからのファンを失います。

ところがこのバンドは古くからのファンが大喜びするような作品を創って、新しいファンを獲得してきました。

 

AC/DC、ボーカルの交代劇

人気を決定づけたタイミングで、ボーカルのボン・スコットが急死したことは最大の悲劇でした。

他のバンドからボーカルを引き抜くことを選択したバンドは、その選択が間違っていなかったことを証明しました。

すでに完成していた楽曲を新ボーカルのブライアン・ジョンソンが歌って完成させたニューアルバムは、歴史的なヒット作となります(全世界で4900万枚以上の売り上げ、歴代3位)。解散するという選択肢をあえてとらなかったことで、歴史的なロックバンドとしての道を歩むことになりました。

 

メンバーの中心であるギター担当のアンガス、マルコムのヤング兄弟とべース担当のクリフ・ウィリアムズ、そしてドラム担当のフィル・ラッドのチームワークに乱れがなければ、今後も安泰と思えたAC/DCにもいくつかの重大なトラブルがやってきたようです。

2014年にはバンド創設時から黙々とリズムギターを刻んできたマルコム・ヤングが認知症のため脱退するという衝撃的なニュースがありました。

その後、ドラム担当のフィル・ラッドが刑事事件を起こして逮捕されるという話まであれば、バンドの今後が心配になります。

 

AC/DCの現在

脱退したマルコム・ヤングの代わりに、ヤング兄弟の甥っ子であるスティーヴィー・ヤングがギターを担当してニューアルバムを制作しました。

逮捕されたフィル・ラッドの代わりに、以前にも代役を務めていたクリス・スレイドが参加してツアーを行うとのことです。

度重なるトラブルにも対応できる環境であることも、長寿バンドの特徴でしょう。これからもロック道を極めて欲しい存在です。

AC/DC、シンプルで無骨なロックンロール道を貫いてきた王者の姿

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